私が経験してきた嫌な思い出(幼少期編)
私は身長165cmの女性です。
もしかするとこの記事を読んでいる中には、「私なんて170cm以上よ?165cmのあなたに高身長の悩みなんてわからないわ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね😅。確かに、数字だけ見ればそう感じるかもしれません。
しかし、私がこれまで周りから言われてきた言葉や態度には、「え?私165cmで日本の平均よりは少し高いけど、そんなに大騒ぎするほど?」と思うようなものが多かったのです。
ちなみに、私の知り合いには174cmの30代後半の女性がいますが、その方は「一度も嫌なことを言われたことはない」と言っていました。本当に悩みは人それぞれですよね😂。
私は特に成長が早く、幼少期から同年代の子どもたちより頭ひとつ分大きい子でした。幼稚園から高校まで、女子の中ではずっと背の順で一番後ろ。小学校高学年になって、ようやく私よりも背の高い男子が数人現れるくらいでした。
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幼稚園での記憶
今から20年以上前の記憶ですが、鮮明に覚えている出来事があります。
ある日、池の中を覗こうとしゃがんだ私の背中に友達が覆いかぶさるように乗ってきました。その勢いで池の淵のコンクリートに顔をぶつけ、擦りむいてしまいました。
帰りの会が終わり、迎えに来た親に先生がその出来事を説明したのですが、こう付け加えたのです。
「しゃべりすぎブログちゃんが大きいから頼りがいがあって、お友達は乗りたくなっちゃうんですよね〜😂」
当時の自分の感情は忘れてしまいましたが、その言葉がショックだったことだけは今でも覚えています。「なんやねん、その言い訳!」と今なら思いますが、当時は「大きいから我慢しなさい」と言われている感覚でした。
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ママ友や親戚たちの言葉
幼稚園生のころ、会うたびにママ友や親戚たちからかけられた言葉も、私にとっては嫌なものでした。
「またおっきくなったの!?」
「何食べたらそんなにでっかくなるの?」
毎回、しかめっ面で言われるたびに本当に嫌な気持ちになりました。「昨日会ったばかりじゃん、1日でそこまで大きくならないよ😔」と心の中で思っていました。
さらには、「背が高いんだからこれくらいのことできるでしょ?」と困っていても助けてくれない大人や、「子供っぽくなくて可愛くない」と遠回しに言ってくる大人もいました。成長は良いことのはずなのに、なぜか大人たちの態度は冷たいものでした。
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小学校での記憶
ここからはさらに悲しい記憶が続きます。
同級生の男子たちからの言葉
小学校では、少しだけ異性を意識する年齢になったこともあり、私の高身長が原因で男子たちから心ない言葉を浴びせられることが増えました。
• 「でかいんだよ!」(なぜか怒り口調)
• 「でくのぼう」
• 「ガンダム」
• 「最強」
• 「男みたい」
• 「お前さ、本当に女?」
毎日こんな言葉を浴びせられ、女の子として見られないことがとても辛かったです。「これ以上伸びないでくれ」と神様に願うほどでした。
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医療機関でのエピソード
ある日、歯医者で「何年生?」と聞かれ、「1年生」と答えると、母が「小学生です」と補足しました。当時の身長は130〜140cm程度だったと思いますが、先生や助手たちが一斉にこう言ったのです。
「えーーー!!高校生かと思ったーーー😳😱!」
私は恥ずかしさと怒りで涙が出そうでした。「小学1年生にしては高いのはわかるけど、高校生なわけないだろっ!」と心の中で思いました。
また別の医療機関では、
• 「大きいから錠剤の薬飲めるわよね」
• 「大きいから生理が早く来そうね」
• 「このまま行くともう伸びないわよ」
と言われることもありました。子供ながらに「なんでこんなに冷たい言葉ばかり言うの?」と悲しくなったことを覚えています。😔😔
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まとめ
幼少期に受けた周囲の言葉や態度は、今でも消えない傷となって心に残っています。当時、他の子がよく言われる「かわいいね」や「まだ小さいからしょうがないね」といった甘い言葉をもらえなかった私は、大人になった今でもその言葉に飢えています。
幼少期の体験が長い間トラウマになることを、しみじみと感じます😅。
次回は「中学生〜社会人編」です👋